F1エミリア・ロマーニャGP:ルクレールの奮闘とフェラーリの現状
シャルル・ルクレールがF1エミリア・ロマーニャGPで6位に終わり、フェラーリの現状に失望感を表明。次戦モナコGPへの期待と課題を語る。

フェラーリのシャルル・ルクレールは、2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPで6位フィニッシュを果たしたものの、チームの現状に失望感を隠せなかった。予選でQ2敗退し、11番グリッドからスタートしたルクレールは、レース中にポジションを上げる奮闘を見せたが、結果には満足していない様子だ。
ルクレールはレース後のインタビューで、「レース前にも言っていたが、気持ちを込めてレースをしなければならなかった。もっと積極的でないといけないレースだった」と語り、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)やアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)とのバトルについて振り返った。
「こういうときは、限界ぎりぎり、ときには少しオーバーすることもある。でも11番手スタートとなると、ドライバーとして、今の状況を受け入れることはできない」とルクレールは語り、自身のレーススタイルについても言及した。
次戦モナコGPについて、ルクレールは「とても難しい週末になるだろう。モナコは僕たちのマシンの弱点をかなり浮き彫りにすると思う。でも予想できないこともたくさんあるんだ」とコメントし、チームの課題と期待を語った。
昨年モナコGPで母国優勝を果たしたルクレールだが、今年はその再現が難しいと考えている。しかし、彼は「予選でより多くのリスクを負う分、マシンのセットアップも変わってくる。そこでサプライズがあることを願っているよ」と期待を寄せている。