【オークス2025】レーゼドラマの持久力が勝負の鍵!未知の距離でも自信満々の理由
2025年オークスで注目のレーゼドラマ。その持久力と心肺機能の高さが勝利の鍵となる理由を解説。

レーゼドラマの持久力が勝負の鍵
2025年5月25日(日曜)、東京競馬場で開催されるオークス(3歳牝、芝2400メートル)で、レーゼドラマが注目を集めている。このレースでは、持久力が重要な要素となる。2000年以降の25回のオークスで、レースの上がり3ハロンが34秒台後半以上を要したのは22回。近2年も35秒台が当たり前となっており、切れ味よりも持久力が求められる。
心肺機能の高さが強み
レーゼドラマは、陣営が絶賛する無尽蔵のスタミナを持つ。辻野調教師は、心肺機能の高さをセールスポイントに挙げている。前走のフラワーCでは、3コーナー過ぎ、残り600メートル手前で先頭に立つ確信の早仕掛けで後続を突き放し、そのまま完封した。鞍上の戸崎圭は、「すごく乗りやすいのと長い脚を使えるタフな馬だなというのを感じました」と豊富なスタミナを称賛した。
今年のオークスの注目馬
今年のオークスでは、エンブロイダリー、アルマヴェローチェ、リンクスティップの桜花賞上位3頭が枢軸となる。この3強が互いの決め手を意識して、前への警戒を怠るようなら、フラワーCの再現があるかもしれない。
陣営の戦略
レーゼドラマの陣営は、桜花賞をパスしてオークスに向けて馬体を磨き上げていた。同じようにフラワーC勝利からオークスに直行し、先行して10番人気2着に粘り込んだ3年前のスタニングローズにダブって見える。
最後の追い切り
新たに鞍上に収まった坂井を乗せたウッド3頭併せの1週前追い切りは、最後方から追いかけて6ハロン83・2ー11・3秒できっちり併入ゴール。辻野調教師は、「前走より今回のほうがトモの状態がいい。ここまで動ける馬ではなかった」と絶賛した。