F1ドライバー、ジャック・ドゥーハンが家族へのネット中傷に抗議 - ソーシャルメディアの偽投稿問題
F1ドライバーのジャック・ドゥーハンが、家族に対するソーシャルメディア上の偽投稿による中傷に抗議し、アルピーヌも声明を発表しました。

フォーミュラワン(F1世界選手権)に参戦するアルピーヌのジャック・ドゥーハンが、家族に対するソーシャルメディア上の中傷をやめるよう訴えました。22歳のドゥーハンは今月、シーズンわずか6戦でフランコ・コラピントと交代となり、リザーブドライバーに降格となりました。
ドゥーハンは約50万人のフォロワーがいるインスタグラムで、「家族への嫌がらせはやめてほしい」と訴え、ロードレース世界選手権の元王者である父ミックさんを陥れるために作られた偽の投稿のスクリーンショットを添えました。
問題の画像は、18日に行われたエミリアロマーニャGP予選でクラッシュしたコラピントの写真に、ミックさんが「見事なもんだ」とコメントしたように見せかけたフェイク投稿で、ドゥーハンはこれを完全に否定しています。
また、「複数のアルゼンチンメディアが偽造された画像を誤って報じたことで、家族への中傷が引き起こされた」とつづりました。
アルピーヌも声明を出し、「超人的なアスリートの背後には、感情を持った人間、家族、友人、愛する人たちがいることを忘れないでほしい」と訴えました。さらに、「チームとして、オンライン上の中傷を決して容認できない。このスポーツを愛するすべてのファンに、思いやりと敬意を持つことを強く求めたい」と呼びかけました。