横浜FM、クラブワースト7連敗でJ1残留が危険に!11戦未勝利で勝ち点10差
横浜FMがクラブワーストの7連敗を記録し、11戦未勝利でJ1残留が危険な状況に。勝ち点10差で窮地に立たされています。

横浜FMの危機的状況
横浜FMは、21日の明治安田J1リーグ第13節で神戸に1-2で敗れ、クラブワーストの7連敗を記録しました。これにより、11戦未勝利という深刻な状況に陥っています。1993年のJリーグ開幕以来、一度もJ2に降格したことのない名門クラブが、今やJ1残留の危機に直面しています。
試合の詳細
試合は、前半43分に主将MF喜田拓也がチーム4戦ぶりの得点となる同点弾を決め、一時は希望が見えました。しかし、後半6分に神戸FW大迫勇也に決勝点を献上し、逆転を許してしまいました。これにより、横浜FMはさらに窮地に追い込まれました。
選手と監督のコメント
キスノーボ監督は、「選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と振り返りましたが、何よりも必要な勝ち点を上積みすることはできませんでした。選手たちは試合後、ぼう然と立ち尽くし、表情を失っていました。
戦術の転換
負の連鎖を断ち切るため、横浜FMは戦術を大きく転換しました。開幕から前試合まではゴールキックから自陣でボールをつなぐことを選択していましたが、この日は立ち上がりからGK飯倉がロングボールを蹴り、自陣でボールを失うリスクを極力減らしました。
負傷の影響
前半28分には、左ウィングのFW宮市が右太もも裏を痛めて負傷交代するアクシデントに見舞われました。宮市は「肉離れです。情けないです。勝ち点3を取りたかったですけど、こうしてけがをしてしまうところが自分の弱さ」とコメントしました。
今後の展望
横浜FMは、J1残留を明確な目標に設定して臨んだ最初の試合で敗れ、5月の6試合が始まる前に強化担当責任者の西野SDが掲げた「5割以上」の目標も達成できませんでした。11戦未勝利でJ1残留圏内の17位・横浜FCまで勝ち点差は「10」。今までJ2降格したことのない名門が危機的状況に陥っています。