【MLB】フィリーズ7連勝で貯金14、ロッキーズは近代野球ワースト記録更新
フィリーズが7連勝で貯金14を達成、ロッキーズは開幕50試合で42敗と近代野球ワースト記録を更新。

日本時間5月23日、ナ・リーグ最高勝率のフィリーズは、敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ4連戦の最終戦を2対0で勝利し、7連勝を達成。これにより、今季最多の貯金14となった。
フィリーズの先発投手レンジャー・スアレスは、7回途中6安打無失点の好投で3勝目(0敗)を挙げた。また、4番手のジョーダン・ロマノは6セーブ目を記録した。一方、ロッキーズの先発投手ヘルマン・マルケスは7回4安打2失点(自責点1)で7敗目(1勝)を喫した。
フィリーズは、4回表にブライソン・ストットが相手のエラーで出塁し、一死2塁からブライス・ハーパーのタイムリー二塁打で先制に成功。7回表にはマックス・ケプラーのタイムリー二塁打で貴重な追加点を挙げた。
スアレスは7回裏二死1・3塁のピンチを招いて降板したものの、2番手のオライオン・カークリングがピンチを脱出。8回以降はマット・ストラーム、ロマノとつないで2点のリードを守り抜いた。
フィリーズとロッキーズはともにこの試合が今季50試合目。32勝18敗でナ・リーグ最高勝率のフィリーズと対照的に、ロッキーズは連敗が5に伸び、8勝42敗と危機的な状況だ。開幕50試合で42敗は近代野球(20世紀以降)のワースト記録。勝率.160でシーズン26勝136敗ペースと、昨季のホワイトソックス(41勝121敗)を上回るペースで負け続けている。