大谷翔平、640日ぶりの実戦登板でMLB復帰へ大きな一歩
大谷翔平が640日ぶりに実戦登板を決定。ドジャース監督も期待を寄せる。

大谷翔平、25日に実戦登板が正式決定
ドジャースの大谷翔平投手が、24日(日本時間25日)のメッツ戦前に実戦形式の投球練習「ライブBP」を行うことが決まりました。デーブ・ロバーツ監督が23日の試合前に明らかにし、「ショウヘイにとっての前進だ。マウンド上で投げ、打者と対戦するだろう」と話しました。
640日ぶりの打者との対戦
大谷はエンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術して以来、打者を相手に投球するのは640日ぶりとなります。これまでのリハビリは大谷と医師、トレーナーの3者で進めてきており、「うまく調整できていると思う。ボールも良い。軽く投げて94、95マイル(約151〜153キロ)は出ていて、素晴らしい投球だ。実際に打者と対戦してどうなるかを見るのが楽しみだ」と評価しました。
ドジャース移籍後初の実戦投球
ドジャース移籍後初めての実戦投球となる今回の登板。ロバーツ監督は「ずっとブルペンを見てきたので、実戦で打者と対戦する姿を見るのは我々にとっても楽しみです」と期待を寄せています。7月のオールスター戦後の投手復帰へ向けて、大きなステップとなるでしょう。
今後の調整について
ロバーツ監督は、マイナーでのリハビリ登板を「考えていない」とし、今後の調整については「全ては状況次第だ。(調整の進め方は)彼の体調による部分が大きい。そして次のステップがどんなものかによる」と慎重な姿勢を崩さずに話しました。
大谷翔平の復帰に向けた動きに、ファンや関係者の注目が集まっています。