東大エース渡辺向輝、プロ野球への挑戦とアンダースローの魅力
東大のエース渡辺向輝がアンダースローでプロ野球への挑戦を目指す。父・俊介氏の評価と成長の軌跡を紹介。

アンダースロー転向とプロへの挑戦
東大のエースとして活躍する渡辺向輝投手が、プロ野球への挑戦を目指している。高校3年の夏にアンダースローに転向し、その独特な投球フォームで東京六大学野球リーグで孤軍奮闘している。
父・俊介氏の評価
渡辺の父である俊介氏は、元ロッテの投手で通算87勝を挙げた名投手。彼は息子の投球を「特殊な投げ方なので、評価はいろいろだと思います」と評している。また、渡辺の成長について「力まず、相手打者を見ながら投球できるようになった」と認めている。
孤軍奮闘の軌跡
渡辺は昨秋から先発投手として活躍し、今季は全カードの1回戦先発を任されている。9戦全敗のチームにあって、首位の明大を相手に9回2失点の投球を見せるなど、孤軍奮闘している。
プロへの覚悟
俊介氏は「もしプロになったら、背負うものができる。今のようには野球を楽しめないぞ」と伝えている。しかし、渡辺はその覚悟を持って挑戦する意志を固めている。
今後の成長に期待
身長167センチ、体重63キロと線は細いが、努力と工夫でプロ志望と口にしても決しておかしくないレベルまで成長してきた渡辺。ドラフトまでにどのような成長を遂げ、最終決断を下すのか、今後の動向が注目される。