劇的逆転で先制!三重ホンダヒートが花園戦でリーグワン残留に王手
ラグビーリーグワン入れ替え戦第1戦で三重ホンダヒートが花園近鉄ライナーズに29-25で逆転勝利。後半43分の劇的トライで勝ち点4を獲得し、1部残留に大きく前進。

死闘の舞台裏
花園ラグビー場の熱狂 24日に東大阪市で行われたNTTリーグワン入れ替え戦第1戦。三重ホンダヒートは前半7-15と苦しい展開から、WTBレメキロマノラバの鋭いサイド突破([写真:ホンダヒート公式提供])で流れを変える。
決死のスクラム戦術 後半40分時点で3点差を追う中、終了ホーンと同時に仕掛けたスクラムでペナルティ獲得。同43分、SO呉洸太が右サイドから鮮烈なカットインで逆転トライを決めた。
データで見る勝因
- タックル成功率:82% → 78%(三重優位)
- ラインアウト獲得率:91% → 85%
- ポゼッション時間:54% → 46%
クローリーHC戦略 「スクラムで苦戦したが、選手のメンタルの強さが勝敗を分けた。鈴鹿での第2戦はセットプレー改善が課題」と分析。
注目の第2戦展望
30日19時開戦の鈴鹿決戦では、過去5年間のホームゲーム勝率78%を誇る三重が有利。花園はFWの密集戦で反撃を図る構えだ。