クロワデュノールと北村友一騎手が日本ダービーで見せた人馬一体の勝利、凱旋門賞への挑戦
クロワデュノールと北村友一騎手が第92回日本ダービーで見事な勝利を収め、凱旋門賞への挑戦を誓いました。

2025年6月1日、東京競馬場で行われた第92回日本ダービー(東京優駿、GⅠ)において、1番人気のクロワデュノール(北村友一騎乗)が2分23秒7のタイムで優勝しました。この勝利は、人馬一体の信頼関係と緻密なレース戦略の結果です。
人馬一体の勝利
北村友一騎手は、「馬を信じ、自分を信じた」と語り、クロワデュノールに最高の栄誉をもたらしました。最後の直線で見せた豪快な脚は、見事なものでした。北村騎手は、「自身のパフォーマンスをしっかり出し切れば絶対に負けないと信じていた」と述べ、坂を上って先頭に立つと、そのままゴールを駆け抜けました。
凱旋門賞への挑戦
クロワデュノールは今秋、パリで行われる世界最高峰レースの一つ、凱旋門賞への出走登録を済ませています。北村騎手は、「ダービーで完成だとは感じていない。まだまだ伸びしろがある」と断言し、凱旋門賞での勝利を目指す日本競馬界の悲願達成に期待を寄せています。
今後の展望
北村騎手は、デビュー20年目の節目で皐月賞の悔しさをはねのけ、ダービーに勝つことができました。彼は、「ここに至るまでの過程すべてに意味があったんだなあと感じている。すべてめぐり合わせ。クロワデュノールと縁があったことなど、全部つながっている」としみじみ振り返りました。
陣営の努力
4月の皐月賞で圧倒的人気に推されながら、2着に敗れた後、陣営一丸となって調整に努めました。斉藤崇史調教師とは追い切りや枠順確定時にレースプランなど細かく話し合い、雪辱を期しました。
クロワデュノールと北村友一騎手の今後の活躍に、競馬ファンは大きな期待を寄せています。