卓球世界選手権2025:張本智和の挑戦と未来への展望
張本智和が世界選手権での不完全燃焼を経て、2028年ロサンゼルス五輪に向けた新たな挑戦を語る。

張本智和の世界選手権2025
2025年の卓球世界選手権は、張本智和にとって不完全燃焼の大会となりました。男子シングルス3回戦では戸上隼輔に敗れ、男子ダブルスでも松島輝空とのペアが3回戦で敗退し、メダル獲得は叶いませんでした。しかし、張本はこの結果を引きずることなく、2028年ロサンゼルス五輪に向けて新たな目標を掲げています。
負けを糧に
大会後の記者会見で、張本は「どちらも早めに負けてしまったので、残念な大会だった」と悔しさを滲ませました。しかし、彼はこの敗北を糧にし、「また練習しようかなというだけ。まだ3年間たくさんいろんな動きがある。そんなに悲観せずに、また個人戦の大会を頑張っていくしかない」と前向きな姿勢を見せています。
世界ランキング維持への意気込み
今大会では、ウーゴ・カルデラノが男子シングルスで銀メダルを獲得し、戸上隼輔と篠塚大登のペアが男子ダブルスで日本勢64年ぶりの金メダルを獲得するなど、中国以外の選手たちも活躍を見せました。張本は「中国の層が薄くなったというよりかは、各国の男女が強くなっている」と分析し、自身の世界ランキングを維持することに意気込んでいます。
未来への展望
張本智和は、2028年ロサンゼルス五輪に向けて「また来月の大会へ頑張ろうかなという感じ」と語り、次の大会に向けて準備を進めています。彼の前向きな姿勢と、今後の活躍に期待が集まります。