J2リーグの新星!熊田直紀の豪快バイシクルシュートがファンを熱狂させる
J2リーグ第18節で、いわきFCの熊田直紀が豪快なバイシクルシュートを決め、ファンを驚愕させた。その瞬間と試合の詳細を紹介。

試合のハイライト
2025年6月1日、ハワイアンズスタジアムいわきで行われたJ2リーグ第18節、いわきFC対ロアッソ熊本の試合で、20歳の大型FW熊田直紀が豪快なバイシクルシュートを決め、スタジアムのファンを熱狂させた。
ゴールの瞬間
試合前半18分、中盤でのボールの奪い合いの中、右CBの堂鼻起暉がインターセプトし、最前線の熊田が巧みなポストプレーで石渡ネルソンにボールを渡す。石渡がドリブルで持ち上がってボックス外から右足ミドル、そのこぼれ球を谷村海那がシュートを放つも、2本とも相手GKとDFに防がれた。しかし、諦めることなく谷村がヘッドで中央へ折り返した。
そのボールに熊田が反応。左サイドからの浮き球に対して、ゴールに背を向けた状態からジャンプして空中を舞うと、打点の高いダイナミックな左足バイシクルシュート。豪快にゴールネットを揺らした。
ファンの反応
ゴールを決めた直後の熊田はふだんのクールさを保っていたが、チームメイトが駆け寄ると照れたような笑み。DAZNの中継で解説を務めた小村徳男氏は「あああーーー!」と絶叫し、ゴールのリプレイ映像がスタジアムに流れる度にスタンドのファンからどよめきが沸き起こった。
SNSでの反響
DAZNの日本語版公式エックス(旧ツイッター)がこのゴール映像を「ワールドクラスのバイシクル」として公開すると、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
- 「すげえええええ」
- 「打点高くてかっこええ。こんな決めたかった」
- 「熊田がキャプ翼みたいなの決めてた。」
- 「これが世界の熊田です」
- 「やはり彼には夢を見たくなりますね」
熊田直紀のプロフィール
福島県出身でFC東京の下部組織育ちの熊田は、強靭なフィジカルとパワフルな左足を武器に2023年のU-20アジアカップで得点王に輝いた期待の逸材だ。ベルギー2部でのプレーを経て2024年8月からいわきFCに育成型期限付き移籍で加わっている。
試合結果
この日は後半アディショナルタイムにもゴールを決め、試合は5-1で終了。5戦未勝利(3分け2敗)だったチームにとっても大きな勝利となった。そして熊田自身にとっても自らの存在を知らしめるゴールとなった。