プロ野球の舞台で夢を追う:大泉周也の挑戦と友情
ソフトバンク育成2年目の大泉周也が、プロ野球の舞台で友と共に夢を追う挑戦とその思いを語る。

大泉周也のプロ野球への情熱
ソフトバンク育成2年目の大泉周也外野手(25)は、日々の練習に没頭している。「やるべきことを徹底して、練習する時間が一番、無になれる」と語る大泉。彼の努力は、バットをひたすら振る姿からも窺える。
友との競争と成長
4月12日、大泉にとって複雑な日となった。同じ左打者で年齢も同じ山本恵大外野手(25)が、1軍の試合に出場できる支配下選手となった。大泉は「うれしいけど、プレーヤーとしては悔しい」と強調する。
春季キャンプとウエスタン・リーグでの挑戦
春季キャンプではB組(2軍)を完走した大泉。しかし、ウエスタン・リーグでは結果が出ず、3軍に降格した時期もあった。一方、山本はキャンプでC組(3、4軍)だったが、2軍戦で結果を残してきた。大泉は「2軍で山ちゃんと競いたいと思っていた」と唇をかみしめる。
斉藤和巳監督の言葉
斉藤和巳3軍監督は、大泉の努力を評価する。「ずっと振り続けているのは、彼の強さ。勝負の世界で生きていく上で大事なこと」と語る。
支配下入りへの決意
今季の支配下入りの期限は7月末。大泉は「まだゼロになったわけじゃない。だから後悔しないようにできることは全部やる」と決意を新たにする。友と同じ舞台に立つため、大泉は己を鼓舞しながら前へ進む。