【安田記念】ソウルラッシュの進化と石川達絵オーナーの情熱
ソウルラッシュのオーナー石川達絵が、馬の進化と安田記念への挑戦について語る。

ソウルラッシュの進化と安田記念への挑戦
ソウルラッシュは、昨年の最優秀マイラーとして知られる7歳馬です。前走のドバイ・ターフでは、香港最強馬ロマンチックウォリアーを破り、海外G1初勝利を飾りました。この勝利について、オーナーの石川達絵は次のように語っています。
「最後にすごい脚で伸びてきてくれたので勝ったのではと思ったのですが、写真判定に相当な時間がかかりました。ドバイで勝つこともそうですが、王者ロマンチックウォリアーに勝ったことがとてもうれしかったです。」
1800メートルへの挑戦
主戦場のマイルではなく、1800メートルに挑戦した理由について、石川オーナーは次のように説明しました。
「池江先生(泰寿調教師)は、香港の方が合うのではとおっしゃっていました。今年は最後の年で、ドバイはロマンチックウォリアーのほか、日本の強い馬も出走するので、相手関係を考えると香港のマイルの方が勝つ可能性があるとおっしゃっていたのです。でもなぜか私は、ドバイに行きたいと思いました。」
現役ラストイヤー
ソウルラッシュは、今年が現役最後の年と決められています。石川オーナーは、昨年で引退する予定だったが、池江先生からの進言により、現役を1年延ばすことにしたと語りました。
安田記念への期待
4年連続となる安田記念への挑戦について、石川オーナーは次のように語っています。
「イギリスのサセックスSの招待も来ていましたが、安田記念に決めたのは2週間前でした。毎年頑張ってくれてはいますが勝ち切れていませんので、勝てたらうれしいですよね。」
今後の展望
秋のレースについて、石川オーナーは次のように語りました。
「ブリーダーズCマイルなどを含めて、池江先生のご意見や馬の状態を見ながら考えていきたいですね。天皇賞・秋なども選択肢になるのかなと思っています。」
取材後記
石川オーナーは、キセキの初年度産駒がデビューを迎えることについても触れ、期待を寄せていました。
「小顔で脚長なタイプが多いみたいで、格好良く見えます。すごく楽しみにしています。」
ソウルラッシュの進化と安田記念への挑戦は、競馬ファンにとって大きな注目を集めています。