中日ドラゴンズ、交流戦初戦で痛恨の走塁ミス 五十嵐亮太氏が厳しく指摘
中日ドラゴンズが交流戦初戦で走塁ミスにより敗北。五十嵐亮太氏が厳しく指摘し、チームの課題を浮き彫りにしました。

中日ドラゴンズは3日、ソフトバンクホークスとの交流戦初戦で0-4と敗北し、黒星スタートを切った。試合の鍵となったのは7回裏の痛恨の走塁ミスだった。
7回裏の走塁ミス 7回一死一・二塁の場面で、村松開人が右翼手の頭上を越える安打を放つも、二塁走者・高橋周平が三塁でストップ。一塁を回った村松が挟まれる間に高橋が本塁を狙うも、挟殺プレーで走塁死となった。続く上林誠知の打球は好守に阻まれ、反撃の好機を逸した。
五十嵐亮太氏の指摘 フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・五十嵐亮太氏は、この走塁ミスについて厳しく指摘した。
- 高橋周平のミス: 「高橋は還ってこなければいけない打球だったにもかかわらず、還ることができなかった。」
- 村松開人のミス: 「村松も前の走者を確認しなければいけないが、それができていなかったというミスが2つ重なってしまった。」
五十嵐氏はさらに、「高橋は無死であればタッチアップを優先させなければいけないが、ここでタッチアップは絶対にない。戻ってこられる所にいて戻ってこなければいけないが、戻ることができなかった。村松もてっきり行ってくれるものだろうと決め込んで先の塁をいこうとするが、結果的に2人のミスで得点できなかった」と分析し、「やはり少ない好機をうまく生かさなければいけないというチーム状況の中で、こういったミスは非常に大きかったと思う」と語った。
大矢明彦氏の苦言 大矢明彦氏も「高橋クラスの選手がこういうミスをしてはいけない」と苦言を呈した。
今後の課題 中日ドラゴンズは、今後の試合で走塁ミスを防ぎ、好機を確実に生かすことが求められる。チームの課題が浮き彫りになった初戦の敗北を糧に、次の試合での反撃が期待される。