日本代表MF中村敬斗、フランスリーグ降格後の心境と今後の展望
日本代表MF中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスがフランスリーグで降格。中村は自身の責任を感じつつ、今後のキャリアについて語る。

2025年6月4日、日本代表MF中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスは、リーグ・アン最終節でまさかの16位に転落し、昇降格プレーオフで敗れ、2部降格となった。試合後、涙を見せた中村は、日本代表の練習後に取材に応じ、降格に対する思いを語った。
中村の心境 中村は、「降格してしまったことは本当に残念ですし、今シーズンほとんどの試合にスタメンで出ていたんで責任を感じています。残留できなかったことは、ファン・サポーター、チームに対して本当に申し訳ない」と神妙な面持ちで語った。個人としては11ゴールを挙げ、日本人としてリーグ・アンで初めて二桁得点を達成したが、チームとしての結果には結びつかなかった。
チームメイトとの会話 チームメイトの伊東純也とは、「最悪だな。どうなるんだろうな、俺ら」と話したという。降格はサッカー人生で初めての経験であり、中村にとっては大きなショックだった。
今後の展望 目に見える結果を残した中村には、フランス国内やプレミアリーグのクラブからのオファーが舞い込むのは間違いない。争奪戦になるだろう。中村は、「まあ、将来のことはわからない。行った先だったり、いるチームで頑張ればいい」と語り、まずはオーストラリア、インドネシアと対戦する日本代表の2試合に集中することを明らかにした。
今後の動向 日本代表の試合後、中村は自身の去就について考えることになるだろう。フランスリーグでの経験を糧に、新たな舞台で活躍することが期待される。