【日本海リーグ】三好辰弥の豪快2ランで富山が勝利!ドラフト指名漏れから奮起する大型スラッガーの軌跡
富山GRNサンダーバーズの三好辰弥が豪快な2ランを放ち、チームを勝利に導いた。ドラフト指名漏れからの奮起と、今季の活躍に注目。

三好辰弥の活躍で富山が石川に勝利
富山GRNサンダーバーズは、7日の日本海リーグ9回戦で石川ミリオンスターズを8-4で下した。この試合で、4番・三好辰弥三塁手(23)が3安打3打点の大活躍を見せ、特に8回に放った豪快な右越え2ランが勝利を決定づけた。
試合のハイライト
- 8回1死二塁: 三好辰弥が2戦連発となる右越え2ランを放ち、ダメ押し点を挙げた。
- ダイヤモンド一周: 三好は本塁を踏み、仲間と笑顔でハイタッチを交わした。
- 今季3本目の本塁打: 「最高です。石灰になんとか勝利をあげたかった。投げた瞬間、フォークだとわかったので、食らいついていきました」と明るい表情で振り返った。
三好辰弥のプロフィール
- 身長・体重: 188cm、96kgの大型スラッガー。
- 経歴: 大阪府出身で、大商大堺高から奈良学園大に進み、2024年に独立リーグ・富山に加入。
- 昨季の成績: 打率3割4分6厘、本塁打6本、打点37で三冠王に輝いた。
ドラフト指名漏れからの奮起
ドラフト前にはNPB3球団から調査書が届いたが、無念の指名漏れ。「悔しかったですが、次は絶対に自分が選ばれる。強い気持ちを持って、練習に取り組んできました」と語る。
今季の目標
今季はキャプテンにも指名され、プレッシャーの中でも本来の実力を発揮している。「三冠は気にせず、取れたらいいかなと思っている。チームで優勝を達成し、絶対にNPBに行きます」と決意表明。
今後の展望
冬場のウエイトトレーニングでは、負荷の強さにこだわらず、細かな筋肉やインナーマッスル、肩甲骨などの可動域も意識して強化。体重も6kg増え、全体的なパワーアップに成功した。2年連続の三冠王への期待も高まる中、チームの大黒柱としての活躍が期待される。