日本海リーグで自己最速更新!富山の右腕・瀧川優祐が154キロを目指す
富山GRNサンダーバーズの右腕・瀧川優祐が日本海リーグで自己最速を更新し、154キロを目指す意欲を語る。

自己最速更新の瀧川優祐
富山GRNサンダーバーズの右腕、瀧川優祐(24)が、日本海リーグ3回戦で自己最速の150キロをマークしました。4-5の8回から登板し、初球でいきなり自己最速を更新。切れのある変化球を交えながら、見逃し三振、遊ゴロ、三ゴロと3者凡退に仕留めました。
試合後のコメント
「久々の登板でしたが、調子も悪くない。ブルペンではボールに力が乗っていたので、マウンドでも自分のピッチングをしようと思った。楽しもうと思っていて、プレッシャーもなかったです」と振り返りました。
キャリアと決意
愛知県出身で至学館高、至学館大を卒業後、23年に独立リーグ・富山に加入。昨秋のドラフト前にはNPB1球団から調査書が届くも無念の指名漏れ。独立リーグでの挑戦は2年と決めていましたが、「ドラフト後は何も考えられない状況でした。でも、プロ入りは諦めきれなかった」と現役続行を決意。
今季の目標
今冬は体作りや食事を基本から見直し、ウエートトレーニングで徹底強化。デッドリフトの負荷は140キロから170キロに増やすなど、体全体の筋肉量は3キロもアップ。「去年の後半から調子が上がってきており、球速も精度も底上げ出来ました」と手応えをつかんでいます。
今後の展望
「自分のピッチングをしながら、成績にこだわりたい。球速も154キロは出せるかなと思います」。悲願のNPB入りに向け、独立リーグ3年目の今季にすべてをかけています。