【府中牝馬S】ラヴァンダ、左回り&広いコースで重賞初制覇へ!
ラヴァンダが府中牝馬Sで左回りと広いコースを活かし、重賞初制覇を目指す。勢い十分のラヴァンダの活躍に期待。

ラヴァンダは、府中牝馬S(G3)に向けて順調に調整を進めています。18日、栗東坂路での最終リハーサルでは、ヤマニンチェルキを前に置き、力強いフットワークで駆け上がり、最後は1馬身半先着しました。タイムは4F51秒6-36秒5-11秒9と、非常に良い状態を示しています。
中村師は「調教ではいつも動く馬です。いつも動くので動かなかったら心配になるけど、変わらず順調に来ていますね」と満足そうにうなずきました。
ラヴァンダは、近況では2、3、2着と堅実な走りを見せています。格上挑戦した2走前の阪神牝馬Sでは、上がり最速の末脚で勝ち馬から鼻+鼻差の3着と、重賞でも勝ち負けできる走りを見せています。
岩田望騎手は「ベストは1600~1800メートルくらい。馬体が大きくなっていて、オークスや秋華賞の時より格段に良くなっています。末脚を生かしたい」と意気込んでいます。
中村師も「左回りはコーナーでモタモタする感じがないですし、広いコースも向いているのでは」と手応えを隠しません。3勝クラスの身で格上挑戦ではありますが、この充実ぶりなら大仕事をやってのけても驚けません。
ラヴァンダの勢いと適性を活かし、重賞初制覇への期待が高まっています。