【クラブW杯】レアル・マドリード、アルヒラルに痛恨ドロー 新監督対決でインザギが印象残す
クラブW杯1次リーグH組第1戦で、レアル・マドリードがアルヒラルに1-1でドロー。新監督シャビ・アロンソとシモーネ・インザギの初陣対決が注目された。

2025年6月18日(日本時間19日)、米国・マイアミで開催されたクラブW杯1次リーグH組第1戦で、優勝候補のレアル・マドリード(スペイン)がアルヒラル(サウジアラビア)に1-1と痛恨のドローに終わった。
レアル・マドリードは新体制の初陣を迎え、エースのキリアン・エムバペが体調不良により欠場する中、前半34分にFWゴンサロ・ガルシアが先制点を挙げた。しかし、41分にPKを献上し、アルヒラルに同点に追いつかれた。後半は猛攻を仕掛け、アディショナルタイムにPKを獲得するも、MFフェデリコ・バルベルデのシュートはGKにセーブされ、決勝点を逃した。
試合後、シャビ・アロンソ新監督は「前半は多くの面で物足りなかった。後半は良くなったし、試合をコントロールできた。しかし、時間のかかるプロセスだ。初戦からすべてが完璧に機能するとは誰も思わない。毎試合、ポジティブな面を捉え、改善できる点を学ぶ必要がある。毎試合が成長を続けるための教訓になるでしょう」とコメントした。
一方、アルヒラルはインテル(イタリア)を率いていたシモーネ・インザギ監督が就任したばかり。名将による初陣対決も注目された。元アイルランド代表GKシェイ・ギブン氏は「インザギ監督は就任からわずか1週間で大きなインパクトを残した」と、優勝候補に負けなかった新指揮官をたたえていた。
この試合は、両チームの新たなスタートを示すものとなった。レアル・マドリードは今後の試合でどのような成長を見せるのか、アルヒラルはインザギ監督の下でどのような戦術を展開するのか、今後の展開が楽しみだ。