ミルウォーキー・バックスの大規模なロスター変更:ヤニス・アデトクンボの反応と今後の展望
ミルウォーキー・バックスが大規模なロスター変更を行い、ヤニス・アデトクンボの反応と今後の展望について詳しく解説。

ミルウォーキー・バックスの大規模なロスター変更
2025年7月2日、ミルウォーキー・バックスは制限なしFA(フリーエージェント)のマイルズ・ターナーと4年1億700万ドル(約153億100万円)で契約合意に達しました。しかし、その一方でデイミアン・リラードをウェイブ(保有権放棄)することになりました。この動きは『ESPN』によって報じられ、バックスのロスターに大きな変化をもたらすことになりそうです。
リラードの退団とその影響
リラードはバックスで2シーズンを過ごし、昨シーズンは58試合に出場して平均24.9得点、4.7リバウンド、7.1アシスト、1.2スティールを記録し、オールスターに選出されました。しかし、今年3月下旬から右ふくらはぎの深部静脈血栓症のため戦線離脱し、インディアナ・ペイサーズとのプレーオフ1回戦の第2戦で復帰したものの、第4戦の第1クォーターにコートへ倒れ、左足のアキレス腱断裂と診断されました。これにより、今シーズンの出場は絶望的と見られています。
ヤニス・アデトクンボの反応
バックスのフロントが下したこの決断に、フランチャイズ・プレーヤーのヤニス・アデトクンボが“快く思っていない”とクリス・ヘインズ記者が報じました。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、同メディアの番組『NBA Today』の“Free Agency Special”へ出演した際に、「私が聞いているのは、ヤニス・アデトクンボはオフシーズン全体を見て判断しようとしているということです」と話していました。
今後の展望
この2、3日で、バックスはケビン・ポーターJr.、トーリアン・プリンス、ギャリー・トレントJr.、ジェリコ・シムズと再契約を結んだほか、ギャリー・ハリスを新たに獲得しました。また、パット・カナトンとドラフト2巡目指名権2本を差し出し、シャーロット・ホーネッツからガードのヴァシリェ・ミチッチもロスターに加えました。
オフシーズンを終えた時、アデトクンボはバックスのロスターをどう判断するのか。引き続き、このチームの動向に注目していきたいところです。