【三重発】二刀流の星・西川篤夢が放つ145km&3安打! 神村学園伊賀が圧勝で甲子園へ猛進
三重県大会初戦で神村学園伊賀・西川篤夢が投打にわたる活躍を見せ7回コールド勝ち。NPB9球団16人のスカウトが注目する二刀流の原石が、甲子園への道を切り開く。

投打で存在感示したエースの覚醒
ドリームオーシャンスタジアムで行われた三重大会1回戦で、神村学園伊賀・西川篤夢(3年)がNPB9球団16人のスカウト注目の中、投打でチームを牽引。10-2の7回コールド勝利で夏の甲子園へ向け弾みをつけた。
〝現代の二刀流〟が描く攻撃的野球
- 投手として:4回2失点・4奪三振(最速145km/h)
- 打者として:3打数3安打(左前打・右翼二塁打・中前打)1打点
「主将としてチームを引っ張る責任を感じています」と語る西川は、初回先頭打者で鋭い左前打を放つと、2回には勝ち越しの適時二塁打を木製バットで炸裂させた。
スカウトが絶賛する潜在能力
巨人・榑松スカウトディレクター:
「投球フォームから野球センスが滲み出ている。140km台後半の速球に加え、スライダーの切れがプロ級」
ドラフト候補としての評価ポイント:
- 遠投110mを誇る遊撃手肩
- 183cmの長身を活かした投球フォーム
- 左打席からの広角打法
進化を続ける原石の軌跡
時期 | 主な成長ポイント |
---|---|
中学時代 | 大阪箕面ボーイズで守備力研磨 |
2年秋 | チーム事情で投手転向 |
3年春 | 最速145km/h計測 |
今夏 | 県内注目選手に急成長 |
「一日3時間の自主練習で技術を磨いてきた」という努力派。甲子園出場を懸けた次戦では、変化球の制球力向上が最大の課題となる。