衝撃の負傷劇が若手の成長を阻む

ロアッソ熊本は8月13日、今夏加入したばかりのFW橋本陸斗（20）が左膝内側側副靭帯損傷の診断を受け、約8週間の戦線離脱を余儀なくされたと発表した。

移籍直後の不運

• 7月30日に神戸から育成型期限付き移籍
• 8月6日トレーニング中に負傷発生
• MRI検査で靭帯損傷を確認

「まさかのタイミングで…」 関係者の落胆は大きい。チームが若手育成に注力する中、早速のアクシデントがシーズン戦略に影を落とす形となった。

医学的見地からみる回復プロセス

1. 損傷レベル: 部分断裂（Grade II）
2. リハビリ重点: 関節可動域改善→筋力回復
3. 復帰目安: 10月中旬を目標

整形外科専門医・田村健太郎氏は「成長期の選手にとって慎重な管理が必要」と指摘。早期復帰より完全治癒を優先すべきとの見解を示している。

チームへの波及効果

サポーターからは「まさかのデビュー延期」「若手起用に慎重論が出るのでは」との声が相次ぐ。チーム広報は「計画的に復帰支援を行う」とコメントしている。

注目の復帰戦は？

10月19日のJ2第37節・大分戦がカムバック候補に浮上。かつてのJ1昇格プレーオフを彷彿させるカードで、若きストライカーの再起劇に注目が集まる。