守護神を目指す日本ハム・山本拓、直球勝負で自信を深める
日本ハムの山本拓投手がライブBPで好調を示し、守護神候補としての意欲を語る。フォーム改造や体幹トレーニングにも挑み、準備万端。

日本ハム・山本拓、オール直球でライブBPに挑む
日本ハムファイターズの山本拓(25)が、キャンプ初の打者との対戦形式のライブBPに登板しました。彼は打者2人に対して41球を投げ、安打性の球を7本許したものの、空振りを奪うシーンもあり、自信を深める成果を上げました。
高めを狙ったストレート
山本は事前に打者に投げる球種を伝えられる状況の中、全てストレートで勝負しました。その戦略が功を奏し、対戦した五十幡から空振りを奪い、調整の成果を見せました。「試合に入る前に打者に直球を投げたいと思っていた。真っすぐを狙われた中でどうファウルを取るか、どう空振りを取るかを考えていたので、ここはできたかな」と語ります。
フォーム改造で直球の切れを向上
オフシーズン中、直球の切れを向上させるためにフォームの改造に取り組みました。また、ピラティスを初めて試み、股関節や肩甲骨周りの柔軟性を高めることに注力しました。昨年に比べてリリースポイントが10センチ下がり、浮き上がる直球がさらに洗練されたと手応えを感じています。「より浮き上がる軌道になると思っていたので、高めが生きてくると思う」と意気込みを語っています。
守護神としての挑戦
昨年のCS期間中には新庄監督から「抑えを任せる」という声があったものの、背中の張りにより1試合しか登板できず、悔しい思いを抱えていました。今年は内定された田中正義、斎藤友貴哉と競い合いながらも、「僕も抑えを狙っています」と明言。彼は「負けたくないという思いでやっている。中継ぎではなく、最終的には抑えをやりたい」と強い意欲を示しています。
リフレッシュも忘れず
休日には沖縄入りした妻とともに古宇利島に出かけ、リフレッシュしました。11日に行われる楽天との練習試合で、今季初の実戦が予定されています。磨きをかけたホップする直球を持ち、守護神争いに名乗りを上げる彼の姿に期待が高まります。
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