大谷翔平、今季も主役の座を確固たるものに
大谷翔平が 8 日、キャンプを行うアリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレを行い、約 100 人のファンが集結。今季は 2 年ぶりに二刀流に復帰し、チーム史上初の 2 年連続ワールドシリーズ制覇を目指す。

ドジャース・大谷翔平投手(30 歳)が 8 日(日本時間 9 日)、キャンプを行うアリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレを行った。この日は現地の土曜日とあって、メディアや日米のファンなど約 100 人が大谷目当てに集結。メジャーのキャンプ前にこれだけの人が集まるのは異例だ。大谷は重さの異なるボール「プライオボール」を使って壁当てをすると、グラウンドに移動してキャッチボールを行い、最後には相手に座ってもらった状態で力強いボールを投げ込んだ。投手としての調整を終えると、心拍数などを測定する「デジタルブラ」を着用して負荷のかかる器具「1080 スプリント」で下半身を中心のトレーニングも消化。最後にはメディシンボールを力強く上空約 10 メートルほどへ投げるなど、精力的に汗を流した。大谷が移動すればメディアやファンも移動。キャンプイン前ながら早くも主役だ。ドジャースは 11 日(同 12 日)にバッテリー組のキャンプ初日を迎え、大谷もキャンプインする。昨季は 23 年 9 月に受けた右肘手術の影響で打者に専念したが、MLB 史上初の「50―50」(50 本塁打&50 盗塁)をマーク。54 本塁打と 130 打点で 2 冠王に輝き、チームも 4 年ぶり 8 度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。2 年ぶりに二刀流に復帰する今季は、チーム史上初の 2 年連続ワールドシリーズ制覇を目指すシーズンにもなる。
次に読むべきもの
ドジャース・山本由伸が6回2安打9奪三振の快投で今季2勝目。地元メディアが「完璧に近い投球」と絶賛したカブス戦の詳細分析と投球術に迫る。
ドジャースのエース山本由伸がカブス戦で復調の起爆剤に。防御率0.64の圧倒的成績を背景に、チームの連敗脱出へ向けた熱い戦いに注目が集まる。
五十嵐亮太は、MLB の解説者として活躍する傍ら、NPB の試合の年間取材パスも持っていない「ノーブランド」の解説者。今回は、そんな五十嵐亮太さんに解説者業界の新潮流について聞いた。
MLB でカブス対レンジャーズの試合が行われ、カブスの今永昇太が 5 回 5 失点で今季初黒星を喫しました。一方、鈴木誠也は今季初の三塁打など 2 安打 1 打点を挙げました。