ロコ・ソラーレ、準決勝敗退で五輪代表入りへの道は険しく…藤沢「今日の負けは私の責任」
女子カーリングのロコ・ソラーレが準決勝で敗れ、五輪代表入りへの逆境に直面。藤沢五月は「今日の負けは私の責任」と語る。

ロコ・ソラーレ、準決勝敗退で五輪代表入りへの道は険しく…藤沢「今日の負けは私の責任」
「カーリング・日本選手権」(8 日、横浜 BUNTAI)準決勝が行われ、女子で五輪 2 大会連続メダルのロコ・ソラーレは北海道銀行に 5-11 で敗れ、決勝進出を逃した。
北海道銀行はフォルティウスが待つ 9 日の決勝へ進出した。男子はロコ・ソラーレがコンサドーレを 5-4 で破り、決勝で SC 軽井沢クと対戦する。前回王者のコンサドーレは、9 月に今大会優勝チームとの五輪代表候補決定戦に臨む。
“天敵”に今大会 2 連敗を喫した。ロコ・ソラーレが、今季 2 勝 5 敗と負け越している北海道銀行に初戦に続いて敗れ、準決勝敗退。2 年ぶりの優勝と世界選手権(3 月、韓国)代表内定を逃し、スキップの藤沢五月は「今日の負けは私の責任」と受け止めた。
“神ショット”が、影を潜めた。2-2 で迎えた第 3 エンド。藤沢の最終投が石に当たらずに通過し、大量の 4 得点を与えた。その後はスチール(不利な先攻で得点すること)などで追い上げたが届かず。6 点差に広げられた第 8 エンド終了時点で、負けを認めるコンシードを出した。
決勝進出は逃したが、五輪代表候補決定戦の出場は決定。過去の平昌五輪と北京五輪の代表選考では、日本選手権 V 逸、代表候補決定戦で勝利、五輪表彰台のルートをたどっており、3 大会連続で同じ道をたどりつつある。枠取りは世界選手権代表チームに託すため厳しい戦いに変わりはないが、「自分たち史上最高のパフォーマンスができるように」と藤沢。逆境こそロコの真骨頂。ここから五輪までつなげてみせる。
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