フォルティウス、初優勝で五輪への夢に一歩近づく!涙と歓喜の瞬間
カーリング日本選手権でフォルティウスが初優勝を果たし、五輪代表候補決定戦出場を決めた。苦労を乗り越え、強い気持ちでここまできた。今後は世界選手権と五輪代表争いに向けてレベルアップを誓う。

フォルティウス、初優勝で五輪への夢に一歩近づく!涙と歓喜の瞬間
カーリング日本選手権決勝が行われ、女子はフォルティウスが北海道銀行を 8-7 で下し、2021 年 12 月以降の現体制では初優勝を果たし、9 月末までに行われるミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦への出場を決めた。男子は SC 軽井沢クラブが、ロコ・ソラーレを 7-5 で下して 2 大会ぶり 11 度目の日本一に立った。
優勝までの道のり
フォルティウスは第 6 エンドに 3 得点して流れをつかむと、延長エンドではスキップの吉村紗也香がドローショットを完璧に沈めて勝利。優勝以外ならミラノ・コルティナ五輪の出場が断たれていただけに「うれしかったし、ホッとした」と目を赤くさせた。
夢舞台への憧れがチームを支えてきた。出場を逃した北京五輪後の 2021 年 11 月に、北海道銀行とのスポンサー契約が終了。新生フォルティウスとしてリスタートしたが、金銭面で苦労した。クラウドファンディングなどで活動費を募り、海外遠征の資金繰りをする日々。満足に練習ができず不安を感じることもあったが「五輪に出たい」との強い気持ちを原動力に、ここまで進んできた。
今後の目標
出場権をつかんだ五輪代表候補決定戦では、SC 軽井沢クとロコ・ソラーレと対戦する。「時間はある。レベルアップして強くなったフォルティウスを見せたい」と吉村。世界選手権の枠取りは「通過点」と表現した。三つどもえの戦いを制し、五輪切符をつかんでみせる。
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