カーリング女子吉田夕梨花、夫新濱立也の回復を報告 ミラノ・コルティナ五輪へ向けた決意
カーリング女子の吉田夕梨花が、夫の新濱立也の回復状況を報告。夫婦でミラノ・コルティナ五輪出場を目指す決意を語った。

カーリング女子で五輪2大会連続メダリストの吉田夕梨花(31)が、夫の新濱立也(28)の回復状況について報告した。新濱はスピードスケート男子500メートル日本記録保持者で、4月に沖縄・石垣島での自転車トレーニング中に交通事故に遭い、顔面を骨折していた。
吉田は28日、北海道北見市内で行われたシーズンスタート会見に出席し、「だいぶ腫れも引いて、体的にも回復していて、まだ少しだけ制限はあるけど、だいぶ元の状態に戻って、今ナショナルチームの練習にも参加できるようになった」と夫の現状を語った。
夫婦は昨年5月に結婚し、1周年を迎えた。競技は違えど、お互いがモチベーションとなり、刺激し合って支え合う存在だ。吉田は「お互いが今、その場所、環境にいるっていうことに感謝しながら、今の時間を楽しんでいる」と話した。
まずは9月の五輪代表候補決定戦(北海道稚内市)での代表権獲得が目標。「しっかりとピーキングを合わせて、課題をつぶしていけたらいい」と見据えている。
夫婦でミラノ・コルティナ五輪出場を目指す吉田と新濱。今シーズンは、二人の絆と決意が試される重要な年となるだろう。