【音無秀孝調教師インタビュー】 定年引退目前、音無秀孝調教師が語るフェブラリーSへの意気込みと調教師生活の総括
定年引退が間近に迫る音無秀孝調教師が、フェブラリーSへの意気込みと調教師生活の総括を語ります。

定年引退が間近に迫る音無秀孝調教師が、フェブラリーSへの意気込みと調教師生活の総括を語ります。
今回のインタビューは「音無師と最も親しい競馬記者は自分」と言い切る松浪大樹記者がトレーナーを直撃。
音無秀孝調教師は、最後の GⅠに 3 頭も使えることについて、「正直、こんなに幸せなことはないと思うね。」と語りました。
また、サンライズジパングについては、サウジ遠征を変更しての参戦になりました。音無秀孝調教師は、「正直に言えば、サウジで 3000 メートルのレース(レッドシーターフH)に使うのを楽しみにしていた。条件が合いそうだし、実際に検疫の直前まで行ったからね。でも、そのタイミングで松岡オーナーから『一生のお願いだから、サウジには行かないでほしい』と言われてね(苦笑)。」と語りました。
さらに、音無秀孝調教師は、「4 歳になっての充実ぶりは目を見張るものがありますが、マイルへの距離短縮がどうかと僕は考えています。芝スタートは問題ないですが、スタート後のダッシュに欠けるタイプなので。」と語りました。
最後に、音無秀孝調教師は、「それは間違いないね。まずダッシュはつかないと思う。でも、こちらが『ああしろ、こうしろ』と言ったって馬に行く気がないんだから、行けたところで競馬をするしかないよ。もちろん、最初から手は動かしてもらうし、出ムチをしてでもついていく。それくらいの気持ちでいくけどね。」と語りました。
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