久保建英が同点弾を演出も、レアル・ソシエダはラージョと 2-2 で引き分け
スペイン 1 部のレアル・ソシエダは、ラージョとの試合で 2-2 で引き分けました。日本代表 MF 久保建英は同点弾を演出するなど活躍しましたが、勝利は逃しました。

久保建英が同点弾を演出も、レアル・ソシエダはラージョと 2-2 で引き分け
スペイン 1 部レアル・ソシエダは現地時間 3 月 16 日にラ・リーガ第 28 節でラージョ・バジェカーノと敵地で対戦し、2-2 で引き分けた。
先発出場した日本代表 MF 久保建英はドリブル突破からのクロスで同点弾を演出するなど貢献。勝利は逃したものの、現地メディアでは「同点ゴールは彼の足から生まれた」「重要な役割を果たした」と評されていた。
【実際の映像】「止められない」久保建英がキレキレドリブルで相手翻弄→19 歳のゴール演出の瞬間
ソシエダ は前半 20 分に MF マルティン・スビメンディのゴールで先制したが、後半 13 分、27 分と立て続けに失点して逆転を許してしまう。
しかし、同 31 分、右サイドでパスを受けた久保が縦へのドリブル突破から右足で鋭いクロスを供給。GK が足で防いだこぼれ球を拾った 19 歳の MF アルカイツ・マリエスクレーナが蹴り込んで同点に追いついた。
スペイン紙「エル・デスマルケ」の採点で久保はチーム 3 位タイの 7 点。「ハーフタイムまでは試合に影響を与えられなかった」とスロースタートにはなったものの、「同点ゴールは彼の足から生まれた。後半は良くなった」と後半の挽回ぶりを評価された。
マリエスクレーナ のトップチーム初ゴールを演出した久保だったが、後半 24 分にはペナルティエリア内での決定機で右足のシュートが枠を捉え切れない場面も。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「このウインガーはレアルの最高の時間に重要な役割を果たした」と得点に絡んだプレーについては高く評価した一方で、「彼のシュートが枠を捉えていれば、試合の結果は変わっていたかもしれない。安定感を見つけることができなかった」と課題についても指摘していた。
UEFA ヨーロッパリーグからの敗退も決まり、リーグ戦ではこれで 3 試合勝利から遠ざかる結果に。ソシエダ は 12 位と中位に沈むなかで、攻撃陣をリードする久保にはチームを勝利に導く活躍が期待されていた。