第 97 回選抜高校野球大会 1 回戦 東洋大姫路が快勝
第 97 回選抜高校野球大会第 3 日、地元兵庫の東洋大姫路が壱岐に 7-2 で快勝し、2008 年以来 17 年ぶりに初戦を突破した。

第 97 回選抜高校野球大会 1 回戦 東洋大姫路が快勝
第 97 回選抜高校野球大会第 3 日は 20 日、西宮市の甲子園球場で 1 回戦があり、地元兵庫の東洋大姫路は壱岐(長崎)に 7-2 で快勝し、2008 年以来 17 年ぶりに初戦を突破した。
東洋大姫路は一回に適時打で 2 点を先制されたものの、四回に渡辺裕の右中間二塁打で 1 点を返すと、五回には打者 11 人の猛攻で 5 点を奪って逆転した。投げては二回から救援した木下が 8 回無失点と好投した。
東洋大姫路は 3 年ぶり 9 度目の出場。昨秋の兵庫県大会、近畿大会をいずれも 17 年ぶりに制し、明治神宮大会は初の 4 強に進んだ。
一方、長崎県立校の壱岐は春夏通じて初の甲子園。秋季県大会で準優勝、九州大会は 8 強入りし、21 世紀枠で選出された。
東洋大姫路は 1963(昭和 38)年に開校した兵庫県姫路市の私立校。同年創部の野球部は 2025 年春を含め春 9 度、夏 12 度の甲子園大会出場を誇り、77 年夏には優勝した。春の最高成績は 4 強で 4 度(76、79、2003、08 年)。直近では 22 年春に出場し、1 回戦で敗退した。プロ野球に進んだ卒業生は山川猛氏(元西武、阪神)、弓岡敬二郎氏(元阪急、オリックス)、松本正志氏(元阪急)、宮本賢治氏(元ヤクルト)、豊田次郎氏(元オリックス)、長谷川滋利氏(元オリックス、米エンゼルス、マリナーズ)、嶋尾康史氏(元阪神)、乾真大氏(元日本ハム、巨人)林崎遼氏(元西武)ら。現役では松葉貴大(中日)、原樹理(ヤクルト)、甲斐野央(西武)、岩田幸宏(ヤクルト)がいる。
次に読むべきもの
埼玉・浦和実業高校が初出場で甲子園4強入りを果たした秘訣とは?38年目の初舞台で選手の心を掴んだ辻川監督の人間味溢れる指導法とチーム結束力を徹底分析。
埼玉県春季高校野球地区大会で桶川と鴻巣が劇的勝利を収め代表決定戦へ進出。11日に実施予定の19試合を前に各校の熱い戦いを詳細リポート!
2025 年春季の青森県大会のシードを決める青森県高校野球ブロック大会が開幕。青森北が青森山田を破り、八戸学院光星らが初戦突破した。