筑波大DF布施克真、豪快初ゴールで注目集める!U-20代表としての成長と大学新生活
筑波大の新入生DF布施克真が初ゴールを決め、U-20代表としての活躍と大学新生活について語る。

筑波大DF布施克真、豪快初ゴールで注目集める!
今年の大学新入生の中で、現時点で最も注目を集める選手かもしれない。筑波大で開幕3戦連続で先発出場を飾るDF布施克真(1年=日大藤沢高)が初ゴールを決めて、今季初の首位に浮上に貢献した。
初ゴールの瞬間
16日の日本体育大戦に右SBで出場した布施は前半20分、FW内野航太郎(3年=横浜FMユース)のポストプレーからのパスをエリア内で受けると、右足を振り抜く。力強いシュートは左ポストを叩きながらゴールネットを揺らして先制点になった。
代表活動と大学新生活
最後の高校選手権は、神奈川県予選準決勝で敗戦。プリンスリーグ関東2部への参入戦も敗れて高体連の活動を終えていたが、年末にU-19日本代表候補に追加招集。年明けからは日本高校選抜の活動が入り、2月にはAFC U20アジアカップを中国で戦ったU-20日本代表にも選出された。
さらに3月に入ると、U-20日本代表のスペイン遠征に帯同。ハードスケジュールをこなし、筑波大での新生活に入っていた。ただ「基本的には疲労はない」という布施。「疲れを取りつつ、海外で得た経験を持ち帰って成長の糧にしています」。何より充実度が上回っている様子だ。
今後の目標
今後も代表活動と並行した生活になっていきそうだ。今年の大きな目標のひとつに、9月下旬から10月にかけて南米・チリで開催されるU-20ワールドカップへの出場がある。「1試合1試合、自分のベストのパフォーマンスを出さないと代表には入っていけない。これまでも常にベストのコンディションを作り続けることをやってきた結果で選んでもらっている。そこを崩しちゃうと入れなくなってしまうのは明確にあるので、そこは崩さずにやっていきたい」。
大学生活への期待
ただ「サッカーだけになってしまってもいい選手にはなれない」と、大学生活も充実させたい思いでいる。今年の筑波大1年生は、秋篠宮家のご長男・悠仁さまが入学されたことで、“ご学友”となることが話題を集めている。「みんなに言われてます」と苦笑いの布施も、「学部が違うので基本的に会うことはないと思うけど、いつか話してみたい」と期待を膨らませていた。