【平安S・京都競馬場】ブライアンセンスの3連勝への挑戦!斎藤誠調教師の戦略と岩田望来騎手の信頼
ブライアンセンスが平安Sでの3連勝を目指す。斎藤誠調教師の戦略と岩田望来騎手の信頼が鍵。

ブライアンセンスの3連勝への挑戦
ブライアンセンス(牡5歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ホッコータルマエ)は、第32回平安S・G3(5月24日、京都競馬場・ダート1900メートル)での重賞連勝を目指している。前走のマーチSで重賞初制覇を果たした同馬は、オープン入り後も安定した成績を維持しており、本格化してきた印象だ。
斎藤誠調教師の戦略
斎藤誠調教師は、ブライアンセンスの特徴を熟知しており、特に右回りでの内側への傾向を指摘している。しかし、岩田望来騎手との信頼関係がそれを補っている。「右回りだと内にささってしまうけど、それはジョッキーもよく分かってくれている」と斎藤調教師は語る。
データで見るブライアンセンス
ブライアンセンスの血統と戦績は、その実力を裏付けている。前走後の短期放牧を経て、美浦・Wコースでの追い切りでは、ゴール前で仕掛けて6ハロン81秒0―11秒6をマーク。僚馬を4馬身追走する形から最後は半馬身遅れたものの、力強い伸び脚が光った。
京都コースでの実績
オープン勝ちした2走前のアルデバランSを含めて、京都コースでは計3勝と相性も良い。現在の充実ぶりなら、一気の3連勝も十分に可能だろう。
今後の展望
斎藤調教師は、今回の追い切り本数的にゆったりと仕上げているが、それが逆に良い結果をもたらすかもしれないと期待している。「1週前としてはいい仕上がり」と、手応えをつかんでいる様子だ。
ブライアンセンスの3連勝への挑戦は、平安Sでの注目のレースとなるだろう。