【平安S徹底分析】メイショウハリオが優勝候補、波乱の可能性も
平安ステークスの注目馬メイショウハリオを中心に、過去のデータとレース展望を詳しく分析。

平安ステークスの舞台設定
京都競馬場で行われるダートGIII・平安ステークスは、ダート1900mという距離設定で、スタミナとパワーが要求されるレースです。過去のレースを見ても、力のある馬が上位を占めることが多く、今年も実績馬から上がり馬まで多彩なメンバーが揃っています。
前走1番人気馬の信頼性
過去10回のデータによると、前走で1番人気だった馬の勝率は15.4%、複勝率は34.6%で、単勝回収率101%、複勝回収率102%と好成績を残しています。特に前走5番人気の馬は複勝率35.7%、複勝回収率207%と突出して良い成績を残していますが、ここでは前走で1番人気に支持された馬を評価したいところです。
距離短縮ローテーションの妙味
前走よりも距離が短縮されるローテーションで臨む馬は、過去のデータで注目すべき成績を残しています。該当馬の勝率は12.8%、複勝率は30.8%で、特に複勝回収率は186%と非常に高い数値を示しています。人気薄の馬でも馬券に絡む可能性が高いことを示唆しています。
前走が中央GI組の信頼度
過去10回で、前走でGIレースに出走していた馬の勝率は22.2%、複勝率は55.6%と半数以上が馬券に絡んでいます。単勝回収率も123%、複勝回収率も123%と、馬券的な妙味も十分です。GIという厳しい条件を戦ってきた実績は、ここでも信頼できる要素と言えます。
メイショウハリオの優勝候補視
メイショウハリオは前走の川崎記念を制し、GI級4勝の実績はメンバー中では断然の存在です。8歳という年齢になったが、その実力に陰りは見られません。今回は距離短縮で、他にGI級に出走した馬がいないメンバーを考えると中心視が妥当でしょう。