クボタスピアーズ、プレッシャーを制し2季ぶりのトップ4進出!ノックアウトラグビーの真髄
クボタスピアーズが東京サントリーサンゴリアスを20-15で破り、2季ぶりのトップ4進出を果たした。プレッシャーの中での勝利は、ノックアウトラグビーの真髄を体現した試合だった。

勝利こそすべて。それがプレーオフだ。
5月18日、東京サントリーサンゴリアスとの準々決勝で、クボタスピアーズは20-15の勝利を収め、2季ぶりのトップ4進出を果たした。この試合は、プレッシャーの中での戦いであり、ノックアウトラグビーの真髄を体現したものだった。
試合の流れ
前半はサンゴリアスの鋭いディフェンスに苦しみ、ラインアウトからのスペシャルプレーでトライを許し、後半20分過ぎまで10-12と先行された。しかし、スピアーズは踏みとどまり、サンゴリアスのPG失敗を契機に攻め込み、LOルアン・ボタが逆転のトライを挙げた。その後、CTB廣瀬雄也が約35mのPGを通し、ワンチャンスでは追いつかれない8点差をつけた。
選手たちの声
SH藤原忍は、「何かスペシャルなことをしてくるというのはわかっていたんですけど、そこになかなか対応できなかった。ずっと居心地の悪い感じがしていました」と語った。しかし、チームはプレッシャーに対応し、勝利を掴んだ。
フラン・ルディケHCのコメント
フラン・ルディケHCは、「これぞノックアウトラグビー。ものすごいプレッシャーを受ける中で勝てたことをうれしく思いますし、プレッシャーに対応した選手たちに感謝しています。完璧な試合ではなかったけれど、勝ててよかった」と述べた。
今後の展望
5月25日の準決勝では、埼玉パナソニックワイルドナイツと激突する。今週欠場した複数のメンバーが復帰できる可能性もあり、この準々決勝を乗り越えた意味はさらに大きくなるだろう。
結び
困難を乗り越えた経験は、スピアーズに貴重な自信と勢いをもたらす。次の試合も激戦必至だが、チームの成長と勝利への意欲はさらに高まっている。