【リーグワン】東京ベイが堅守で準決勝進出!立川理道が語る連戦への意気込み
東京ベイが堅い守備で東京SGを破り、リーグワン準決勝進出を決めた。立川理道が連戦への意気込みを語る。

東京ベイは5月18日、大阪・花園ラグビー場で行われたNTTジャパンラグビーリーグワン1部プレーオフ準々決勝で、東京SGを20―15で下し、準決勝進出を決めた。
前半の攻防 東京ベイは前半7分、SOバーナード・フォーリー(35)がペナルティーゴール(PG)を決めて先制。その後は互いにトライを決められず、堅いディフェンスが光るロースコアの展開で前半を終えた。
後半の激闘 後半5分、東京SGはFB松島幸太朗(32)のキックで前進し、WTBチェスリン・コルビ(31)が走り込んでトライ。直後の同5分、東京ベイがスクラムから右へ展開し、WTB根塚洸雅(26)が相手のディフェンスをはじき飛ばしながらトライを決めた。同13分には、東京SGが右ラインアウトからサインプレーで相手の虚を突き、FLサム・ケイン(33)のトライで逆転。東京ベイは10―12で迎えた同24分、LOルアン・ボタ(33)のトライで再度逆転した。さらに同32分にはCTB広瀬雄也(24)がPGを決めて追加点。その後は相手にもPGを1本許したが、リードを保ったまま逃げ切った。
立川理道のコメント 前半は相手のディフェンスに阻まれ、一度もトライを奪えなかった。CTB立川理道(35)は「なかなか取り切れず(相手の)しぶとさは感じた。しんどい時間が続いた。ポイントに変えられなかったのは反省するところ」と振り返った。僅差でも勝ち上がることが大事なトーナメント方式のプレーオフ。「次に向けて、勝って反省できるのは大きい。少ないチャンスをどうポイントに変えていくか、ディフェンスには自信持っているのでしっかり修正していきたい」と前を向いた。
次戦への意気込み 次戦は、レギュラーシーズン2位の埼玉に挑む準決勝(25日、秩父宮)。「プレーオフに入れば順位は関係ない。下位も上位もない」と立川。連戦のため体力的には不利となるが「今週1試合経験できたのはチームとしてもポジティブ。勢いはクボタ(東京ベイ)の方があると思うので、逆にアドバンテージにしてやっていきたい」とプラスに捉えた。