BL東京、史上初の連覇達成!モウンガの不屈の精神が勝利を導く
BL東京がラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝で東京ベイを破り、史上初の連覇を達成。モウンガの活躍が勝利の鍵となった。

BL東京、連覇を達成
2025年6月1日、国立競技場で行われたラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝で、BL東京が東京ベイを18-13で下し、史上初の連覇を達成しました。レギュラーシーズン1位のBL東京は、同3位の東京ベイとの激戦を制し、2季連続2度目の優勝を果たしました。
モウンガの大活躍
元ニュージーランド代表のリッチー・モウンガが、先制トライを含む1トライ1ゴール2PGの計13得点を挙げ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれました。しかし、試合前に右手を骨折していたことが明らかになり、その不屈の精神がチームを勝利に導きました。
試合のハイライト
5万1009人の観衆が詰めかけた頂上決戦で、BL東京は一度もリードを許さず、モウンガの先制トライや森勇登のトライなど、立て続けに得点を重ねました。主将リーチ・マイケルも頬を緩ませ、昨年に続き直立不動の姿勢で胴上げを受けました。
モウンガの不屈の精神
決勝前1週間は全く練習ができず、試合前日にようやくボールを触ることができたモウンガ。リーチはモウンガを誘って酸素カプセルで回復に努めましたが、レントゲンを見たときは出場は無理だと思ったと語りました。しかし、モウンガは「少し痛いくらいで全体的には影響なかった」と涼しい顔で語り、その不屈の精神がチームを勝利に導きました。
新たな歴史の1ページ
スーパーラグビーの強豪・クルセイダーズ時代に7連覇を達成したモウンガは、決勝前のミーティングで「連覇という言葉は使わずにいこう」と声をかけ、チームに暗示をかけました。その結果、BL東京は連覇を達成し、日本ラグビー史に新たな1ページを刻みました。