クボタスピアーズ船橋・東京ベイが東京サンゴリアスを逆転勝利!リーグワン準々決勝で劇的な試合展開
クボタスピアーズ船橋・東京ベイが東京サンゴリアスを20-15で逆転勝利。リーグワン準々決勝での劇的な試合展開をレポート。

試合のハイライト
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、リーグワン準々決勝で東京サンゴリアスと対戦し、20-15で逆転勝利を収めました。試合は前半から激しい攻防が続き、スピアーズは敵陣深くで攻め続けましたが、前半は3-0でリードを許しました。
前半の攻防
スピアーズは試合開始から敵陣深くで5分近く攻め続け、7分にSOバーナード・フォーリーが22メートルライン左からPGを沈めました。その後もスクラムで幾度もペナルティを誘い、ほとんどの時間を敵陣で過ごしました。しかし、20分にサンゴリアスWTB仁熊秀斗のカウンターアタックを起点としたラインアウトモールで一度はトライラインを割られましたが、TMOでオブストラクションの判定となり、3-0のスコアのまま時間が進みました。
後半の逆転
後半に入り、サンゴリアスが最初のスコアを奪いましたが、スピアーズは13分にゴール前のラインアウトからサインプレーでFLサム・ケインが抜け出し、12-10と再びリードを奪いました。その後、24分にLOルアン・ボタが局地戦を制し、17-12と逆転しました。さらに、CTB廣瀬雄也がPGを加え、20-12とリードを広げました。
最後の抵抗
サンゴリアスは逆転を期してPGで差を縮めましたが、最後は自陣10メートルライン付近でノックフォワード。スピアーズCTB立川理道がタッチに蹴り出し、試合を追えました。
監督のコメント
スピアーズのフラン・ルディケHCは「典型的なノックアウトのラグビーでした。接戦で勝ち方はきれいではなかった思いますが、勝てたことは大きい」と語りました。一方、サンゴリアスの小野晃征HCは「セットピースでゲームを組み立てくるチームだと分かっていた。そこで我慢できた結果、3-0で折り返せた。チームのエナジーにもなったと思います」とコメントしました。