カーリング日本代表を支えた日本食の力:世界選手権2025での奮闘
2025年世界女子カーリング選手権で日本代表を支えたのは、日本人女性が作ったおにぎり弁当。大会期間中の栄養サポートとその効果について詳しく紹介。

カーリング日本代表のパワーの源
2025年3月15日から23日にかけて、韓国・議政府市で開催された「カーリング女子世界選手権2025」に、日本代表チーム「フォルティウス」が出場しました。この大会は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの出場権をかけた戦いでもあり、日本チームは強豪たちを相手に熱戦を繰り広げました。
日本食の重要性
大会期間中、日本チームを支えたのは、韓国ソウルで日本料理店を経営する岩嵜由佳さんと、陸上日本代表チームの食事をサポートしている松谷紀枝子さんでした。2人は管理栄養士の資格を持ち、毎日朝6時から午後2時半まで、日本米を使ったおにぎり弁当を調理しました。
選手たちの体力と集中力を維持
カーリングの試合は平均2時間半にも及び、予選は1日2試合という過酷なスケジュールでした。選手たちが試合の合間に体力と集中力を維持するために、日本食の提供が大きな役割を果たしました。特に、日本米のおにぎりは、選手たちにとって貴重なエネルギー源となりました。
全農のサポート
全国農業共同組合連合会(全農)は、2019年からカーリングチームの食事サポートを本格化しています。今回は、日本の米と食材を用意し、現地の日本人に調理を依頼することで、選手たちが日本での生活に近い環境で過ごせるよう配慮しました。
今後の展望
日本代表チームは、12月に行われる世界最終予選でオリンピック出場権をかけて戦います。9月10日から14日にかけて稚内で行われる代表候補決定戦では、SC軽井沢クラブ、フォルティウス、ロコ・ソラーレが三つ巴の争いを繰り広げます。今後の日本チームの活躍に期待が寄せられています。