【オークス&ダービー】花田助手が挑む大一番!カムニャックとショウヘイのダブルクラシック戦
花田助手がカムニャックとショウヘイを率いてオークスと日本ダービーに挑む。2週連続のクラシック戦に臨む花田助手の思いと、馬たちの戦いを紹介。

花田助手の挑戦
友道厩舎の花田助手は、第86回オークス(5月25日、東京競馬場・芝2400メートル)に臨むカムニャックを手がけ、来週はショウヘイと日本ダービーに挑む。担当馬が2週連続でクラシックに参戦するという稀有な状況に、「しんどい(笑)。うまくいきすぎですね」と謙虚に語る。
カムニャックの血統と戦績
カムニャックは、23年のセレクトセールで7000万円の値がついた期待馬。テイエムイナズマと同じブラックタイド産駒で、「バネがあって背中がいい。イナズマも跳びが大きかったな、と思い出した」と花田助手は語る。新馬戦を快勝した後は、折り合いや馬体の左右差など課題が出たが、丁寧に向き合った結果、前走のフローラSで見事な勝利を収めた。
ショウヘイの素質
ショウヘイも「跳びが大きくて安定感がある。総合的にいい」と、その素質は高い。花田助手にとって、ダービーは3回目の挑戦となる。「ダービーは免疫がついているから、ちょっとまし。楽しもうと思っています」と、心を躍らせる。
花田助手のキャリア
花田助手は、小学校高学年から競馬ファンで、「馬に乗りたい」との一心で、高校卒業後に阪神競馬場の乗馬センターに通った。21歳から滋賀県長浜市の三田馬事公苑で競走馬育成に携わり、25歳で競馬学校に入学。卒業後は栗東・福島信晴厩舎でキャリアをスタートし、18年に友道厩舎へ移籍した。
初夏の府中を沸かせる2頭
カムニャックとショウヘイの活躍で、初夏の府中は熱気に包まれること間違いなし。花田助手の丁寧な調教と、馬たちの力が、大きな舞台でどのような結果を生み出すか、注目が集まる。