【宝塚記念直前】ベラジオオペラ圧巻の追い切り!6F80秒4でG1制覇へ弾み 上村調教師が絶賛「最高のコンディション」
宝塚記念1週前の追い切りでベラジオオペラが6F80秒4の好時計をマーク。上村洋之調教師がレースへの手応えを語り、3度目のG1制覇へ向けた戦略を徹底解説。

ベラジオオペラが仕上げの追い切りで好反応
6月4日 栗東トレーニングセンター
ファン投票1位のベラジオオペラが宝塚記念に向けた最終追い切りを実施。早朝の栗東CWコースでベラジオボンド(4歳3勝クラス)、モンシュマン(4歳2勝クラス)を伴走馬に迎え、3頭併せの本格的な仕上げ調教を敢行した。
- ラップタイム分析
- 前半6ハロン:80秒4
- 中間3ハロン:35秒9
- 最終1ハロン:11秒0
直線では内枠を選択し僚馬を2馬身半引き離すも、ベラジオボンドがゴール前で同着となるシーンも。上村洋之調教師は「馬場状態(降雨の影響で重い)を考慮すれば十分な内容。加速時の反応が特に良好」と手応えを口にした。
戦略的アドバンテージ
今年の宝塚記念は例年より2週早まる6月開催。暑さに弱いとされるベラジオオペラにとっては絶好の条件が揃った。
- 阪神コース戦績
- 4戦4勝(大阪杯連覇含む)
- 直線勝率:87%
- 不良馬場適性:A判定
「今年は馬場状態が良好な阪神開催。昨年の京都競馬場(雨天)とは条件が異なり、真の実力が発揮できる」と上村師。鞍上の武豊騎手も「直線の伸び脚がさらに鋭くなった」とコメントしている。
専門家予想
競馬評論家・山田健太氏の分析:
「最終1ハロン11秒0はG1級馬の基準値をクリア。スタミナ配分が改善され、2400mの長距離戦でも末脚が持続する仕上がり。三冠馬ドラゴンナイトとの対決が最大の見所」
現地ファンからは「今年こそ無敗の阪神コースで伝説を作ってほしい」との声が多数寄せられている。