NTTリーグワン ディビジョン1の横浜キヤノンイーグルスは、2024-25シーズンの退団選手とスタッフを5月23日に発表しました。シーズン中に引退を表明していたFL/NO8嶋田直人ら9名の選手と、沢木敬介監督ら7名のスタッフがイーグルスを去ります。

主要な退団選手

• 川村慎（HO）：37歳で現役引退を発表。2010年に慶大を卒業後、NECに入団し、2022年度からイーグルスで3季プレー。日本ラグビーフットボール選手会の第3代会長も務めました。
• アマナキ・レレイ・マフィ（FL/NO8）：日本代表29キャップで、今季15試合に出場。4季を過ごしたチームを去り、新しい挑戦に向けて進むことを表明。
• マシュー・フィリップ（LO）：オーストラリア代表28キャップで、今季17試合に出場。2027年までワラターズと契約を結びました。
• 南橋直哉（CTB）：イーグルス加入6季目で35歳。
• 吉田大亮（FL/NO8）：セブンズ日本代表経験あり。

沢木敬介監督の退任

5季に渡りチームを指揮した沢木敬介監督も今季限りで退団します。2020年度の就任以降、チームを強化し2022年度には歴代最高成績の3位を達成しました。今季は6勝12敗・勝ち点30で8位となり、3季連続のプレーオフ進出はなりませんでした。

沢木監督はコメントでサポーターへの感謝を示し、「皆様のサポートと選手の頑張りで新しい歴史を作る事が出来ました。今シーズンはサポーターの皆様の望まぬ残念な結果に終わってしまった事に私自身責任を感じております。また、改めて自分らしいコーチングを大事にしていきたいと感じる事もできました」と述べました。

その他の退団スタッフ

アシスタントコーチのシージェイ・ファンデル・リンデ氏、名嘉翔伍氏らスタッフも退団が発表されました。

横浜キヤノンイーグルスは新たな挑戦に向けて、新たなメンバーと共に次のシーズンに向けて準備を進めます。