法大・境亮陽が1年生最多タイのシーズン22安打!明大エース左腕から初アーチを放つ
法大の境亮陽が1年生最多タイの22安打を記録し、明大のエース左腕から初アーチを放つ。今後の活躍に期待が集まる。

法大・境亮陽が1年生最多タイのシーズン22安打
2025年5月26日、東京六大学野球春季リーグ戦第7週第3日の試合で、法大の境亮陽外野手(1年=大阪桐蔭)が明大のエース左腕・毛利海大(4年=福岡大大濠)からシーズン初の本塁打を放った。この試合は法大が3-2で敗れたが、境の活躍が光った。
初アーチの瞬間
3回2死、境は毛利のツーシームを捉え、バックスクリーンに運んだ。これがリーグ戦初アーチとなった。境は「毛利投手にはいつも同じ球で打ち取られていたので、そのボールを狙っていこうと思っていた」と語った。
シーズンの総括
境は今シーズン、14試合に出場し、62打数22安打、打率3割5分5厘でフィニッシュ。22安打は1992年春の早大・大森篤(11試合で44打数22安打の打率5割で首位打者)に並ぶ、1年生打者の最多安打となった。
今後の目標
境は「自分としてはうまくいった部分も多かったので、続けていきたい。チャンスで打てなかったこともあったので、秋に向けてやり直したい」と意気込みを語った。大島公一監督(57)は境の成長に期待を寄せ、「まだまだ体ができていないと思う。成長の過程。フィジカル的なところが大事かなと思う」とコメントした。
記録メモ
法大・境亮陽が14試合、62打数22安打で打率3割5分5厘。1年生でシーズン3割以上は、昨年秋の熊谷陸(法、4割7分1厘で首位打者)以来、54人目(57度目)。このうち、入学間もない春のシーズンにマークしたのは、2019年の山田健太(立)以来、23人目。法大では、1953年の斎田忠利(法政二=3割1分8厘で5位)、2009年の多木裕史(坂出=3割4分1厘で6位)に次ぎ、3人目(ちなみに秋は熊谷まで、11人が記録)。22安打は、1992年春の大森篤(早大=11試合に44打数22安打の5割で首位打者)に並ぶ、1年生打者の最多安打だ。