【詳細レポート】雨の中の熱戦!JAPAN XVがNZUを撃破、ラグビーの真髄を見せる
大分スポーツ公園でのJAPAN XV対NZUの試合は、雨が降る中での熱戦となりました。JAPAN XVがテンポを落とさずに勝利を収めた試合の詳細をレポートします。

5月24日、大分スポーツ公園のクラサスサッカー・ラグビー場で、JAPAN XVとNZU(ニュージーランド学生代表)の第2戦が行われました。雨が降る中、水が浮いたピッチでの試合は、スリッピーなグラウンド状況が両チームに大きな影響を与えました。
試合の流れ
試合開始直後、NZUは低く芝の上を滑るようにキックオフボールを蹴り、ジャパンXVのノックフォワードを誘ってマイボールスクラムを得ました。しかし、ジャパンXVは運動量の多さを活かし、相手より早く、多く動くディフェンスでボールを取り返し、攻撃に転じました。
ジャパンXVの先制トライ
10分過ぎ、ジャパンXVは左ラインアウトから攻め、ピッチ中央で意図的にブレイクダウンを作りました。右に移動したFWが小さなパスをつなぎ、FL奥井章仁がディフェンダー間を抜いて走り切り、先制トライを挙げました。
加点の瞬間
17分過ぎ、ジャパンXVはマイボールスクラムで圧力をかけ、パスアウトされた球を受けたSO小村真也が、内側のスペースに走り込んだFB伊藤耕太郎にパス。伊藤は防御の裏に抜け出し、サポートする小村にリターン。背番号10の小村は、そのままトライラインを越え、加点に成功しました。
試合の結末
ボールに触れる手も足元も滑る状況で、両チームともハンドリングエラーや単純なミスが続く中、ジャパンXVはテンポを上げる姿勢を持ち続け、試合を優位に進めました。最終的に、ジャパンXVが雨の中での熱戦を制し、勝利を収めました。
ハイライト動画
試合のハイライト動画は、J SPORTSの公式サイトでご覧いただけます。
この試合は、ラグビーの真髄を見せつけるものでした。両チームの選手たちは、厳しいコンディションの中でも全力を尽くし、観客に感動を与えました。