北海高校野球部、春の全道大会で3連覇を達成!代行主将の決勝打が輝く
北海高校野球部が春の全道大会で3連覇を達成。代行主将の桜井悠也選手が九回に決勝打を放ち、チームを勝利に導いた。

北海高校野球部、春の全道大会で3連覇を達成
2025年6月1日、札幌円山球場で行われた春季北海道高校野球大会決勝戦で、北海高校が旭川実業高校を5-4で破り、春の全道大会3連覇を達成しました。特に注目されたのは、代行主将を務めた桜井悠也選手(3年)の九回表での決勝打でした。
決勝の瞬間
同点で迎えた九回表、2死三塁の場面で打席に立った桜井選手は、甘く入ったスライダーを振り抜き、左中間に適時打を放ちました。この一打で北海高校が勝ち越し、そのまま勝利を掴み取りました。桜井選手は「タイブレークになったら後攻の旭川実が有利。ここで決めたい」と思い、打席に立ったと語りました。
チームの奮闘
五回まで無得点で4点を追っていた北海高校でしたが、六回に2年生の4~6番打者が3連打で3点を返し、流れを引き寄せました。七回には桜井選手が同点スクイズを決め、チームの勢いをさらに高めました。
主将の不在を乗り越えて
準々決勝の東海大札幌戦で、チームの精神的支柱だった佐藤瞭磨主将(3年)が右肩を負傷し交代。主将の離脱に「残った3年生がしっかりしないと」と奮起した桜井選手は、代行主将としてチームをまとめ、見事に勝利に導きました。
今後の目標
昨秋は道大会決勝で敗れ、選抜を逃した北海高校。桜井選手は「長い冬を過ごしたので、夏は練習の成果を発揮したい」と意気込みを語りました。2年ぶりの全国選手権出場に向け、夏も主将を支え、チームを引っ張ることを誓いました。
北海高校野球部の今後の活躍に期待が集まります。