【ラグビー・リーグワン】東京ベイ、守備崩され優勝逃す ルディケ監督「精度不足が敗因」
東京ベイがリーグ最少失点の守備を崩され、プレーオフ決勝で敗北。ルディケ監督は精度不足を悔やむ。

東京ベイ、プレーオフ決勝で敗北
東京ベイは、6月1日に東京・国立競技場で行われたラグビー・リーグワンのプレーオフ決勝で、BL東京に18-13で敗れ、2度目の優勝を逃しました。リーグ最少失点を誇る守備が崩され、フラン・ルディケ監督(57)は「盛り返したが時間切れ。逆転もありえたが精度が足りなかった」と悔しがりました。
一時12点差、立川のトライで反撃
一時は12点差とされた東京ベイですが、後半32分にCTB立川理道(35)のトライで反撃。ルディケ監督は「あと1トライ、1ゴールで逆転。もう1度同じ状況を作る」と攻めましたが、BL東京の堅い守備に阻まれました。
ミス多発、東芝との差を反省
ルディケ監督は「プレッシャーを受けてミスが多かった。東芝と差が出た」と反省。2季前は優勝したものの、昨季は6位に終わり、原点回帰を期して作られた78年創部時の白と黒のサードジャージーで臨みましたが、結果は出ませんでした。
来季に向けて前進
「最後に結果が出なかったのは残念」としつつも、「この5点差を受け止めて来季につなげる」と前を向きました。東京ベイは、来季に向けてさらなる強化を図ることが期待されます。【飯岡大暉】