Jリーグの新星、岡山MF佐藤龍之介が日本代表初選出で弾みのゴールを決める
岡山のMF佐藤龍之介が日本代表初選出後、湘南戦で今季4ゴール目を決め、26年W杯アジア最終予選に向けて弾みをつけた。

岡山MF佐藤龍之介の活躍
2025年6月1日、明治安田J1リーグ第19節で岡山と湘南が対戦し、1-1の引き分けに終わった。この試合で、日本代表に初選出された岡山のMF佐藤龍之介(18)が前半37分に左足で今季4ゴール目を決めた。
ゴールの瞬間
佐藤は右MFで先発し、前半37分に右サイドでパスを受け、カットインから左足を一閃。相手に2度当たってコースの変わったボールは、ゴールへと吸い込まれた。このゴールはチームトップとなる今季4点目で、18歳のホープは「スペースがあったし、仕掛ける場所なので、いい場所にボールを置けて振り切れた。やはり結果は大事」と振り返った。
努力の成果
佐藤のブレークスルーには、不断の努力があった。昨季まで所属したFC東京では、ベンチ入りすらできない悔しい日々を過ごした。それでも「いつかのために振り続けます」と、奥歯をかんで居残りでシュートを打ち続けた。今季から出場機会を求めて期限付きで岡山に加入し、その才能が一気に開花した。
日本代表への期待
いよいよA代表に初合流する佐藤。期待は金田喜稔の19歳119日を超える日本歴代最年少記録弾だ。ロス五輪世代の若き司令塔は「成長するチャンス。選手として呼ばれている立場なので、試合に出て活躍したい」と力強く誓った。