東京六大学野球閉会式で長嶋茂雄氏を追悼 立教大ナインが喪章を着用
東京六大学野球春季リーグ閉会式で、立教大学のナインが長嶋茂雄氏の死去を悼み、喪章を着用。神宮球場では半旗が掲げられ、長嶋氏の功績を振り返るVTRが放映された。

東京六大学野球春季リーグ閉会式
2025年6月4日、神宮球場で行われた東京六大学野球春季リーグ優勝決定戦の閉会式で、立教大学の監督と選手たちがユニホームの右袖に喪章を着用して参列しました。これは、立教大学OBであり、野球界のレジェンドである長嶋茂雄氏が前日に死去したことを受けてのものでした。
神宮球場での追悼
神宮球場では、国旗や連盟旗、両翼の6校の校旗が全て半旗にされ、試合が行われました。閉会式では、長嶋氏の立教大学時代を振り返るVTRが流され、その後、サイレンとともに約30秒間の黙禱がささげられました。
監督と選手のコメント
立教大学の木村監督は、「長嶋さんがやられてきたことを引き継ぎながら、立教の野球部の今後に伝えていきたい」と述べました。また、戦後18人目の三冠王を獲得した山形選手は、「秋は必ず優勝して、長嶋さんに喜んでもらえたらいいなと思う」と誓いました。
早大の優勝
早稲田大学は、明治大学を6-5で下し、3季連続49度目の優勝を決めました。試合後の閉会式では、立教大学のナインが長嶋氏を追悼する姿が印象的でした。
今後の展望
立教大学の選手たちは、長嶋氏の遺志を継ぎ、今後の試合に臨むことを誓いました。秋季リーグでの優勝を目指し、長嶋氏の思いを胸に、さらに強くなっていくことを期待しています。