山県秀のプロ初本塁打が日本ハムの勝利を導く

2025年6月4日、日本ハムのドラフト5位・山県秀内野手（23）が阪神2回戦で決勝のプロ1号本塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献しました。この試合はエスコンで行われ、日本ハムは5-4で阪神を破り、リーグ30勝一番乗りを果たしました。

早大Vに勇気と感動を与えた瞬間

山県の本塁打は、同日に東京六大学野球リーグで3季連続49度目の優勝を決めた母校・早大にも花を添える形となりました。山県は「試合前に勇気と感動をもらいました。節目の日に打つことができてよかった」とコメントし、母校への感謝の気持ちを表しました。

プロ初本塁打の裏側

山県は中学、高校、大学と公式戦で本塁打を放つことがなかったため、このプロ初本塁打は特別な意味を持ちます。小学6年のリトルリーグ以来の本塁打に、山県はダイヤモンドを一周する速度に戸惑いながらも、存分に幸せをかみしめました。

新庄監督からのアドバイス

交流戦開幕前日、新庄監督から「ゆっくりタイミングを取って、ポイントを前にして！」とのダイレクトメッセージが届き、それを意識した結果のプロ1号でした。山県は「これまでの野球人生で一番気持ちがいい瞬間。そして一番の感触でした」と語りました。

今後の活躍に期待

山県は今季26試合で打率.214、1本塁打、4打点を記録しています。今後もさらなる活躍が期待される若手選手です。