斎藤直人がトゥールーズで契約延長!新たな挑戦に向けて全力投球
日本代表SH斎藤直人がトゥールーズとの契約を1年延長。新たなシーズンでの活躍に期待が高まる。

ラグビーのフランス1部トゥールーズは、2025年6月5日、日本代表SH斎藤直人(27)が来季も残留することを発表しました。契約は1年延長で合意に至りました。チームの公式SNSでは「直人はトゥールーズに残る!」と大きく報じられ、ファンからの歓迎の声が寄せられています。
斎藤はプロモーション動画の中で、「トゥールーズでプレーすることができてとてもうれしいです。なぜなら、このチームはヨーロッパもしくは世界で一番のクラブだと思うからです」とコメント。さらに流ちょうなフランス語で「トゥールーズとの契約を延長するのはとてもうれしく思っております。サポーターとチームの皆さんのご支援をこれからもトゥールーズの皆さんのために全力で尽くしたいと思っております」と述べました。
昨年7月に東京SGからトゥールーズへ移籍した斎藤は、今季17試合に出場し、先月10日のトゥーロン戦では移籍後初トライを挙げるなど、着実にチームに貢献しています。日本人選手としてクレルモンに在籍していたFB松島幸太朗(東京SG)以来、2人目となる欧州チャンピオンズカップデビューも果たしました。
斎藤の武器であるパスワークは、最高峰の舞台でさらに磨きがかかり、キックスキルも成長を遂げています。契約延長は、その実力が認められた何よりの証です。チームはプレーオフ進出を決めており、さらなる大舞台での活躍が期待されています。
斎藤直人は1997年8月26日生まれ、横浜市出身の27歳。桐蔭学園から早稲田大学を経て、2020年にサントリー(現東京SG)に入団しました。3歳からラグビーを始め、水泳やサッカーも経験。高校と大学では主将を務め、リーダーシップも発揮してきました。2021年6月の全英&アイルランド代表ライオンズ戦で代表デビューし、通算キャップ数は24に上ります。