山下楽平、神戸スティーラーズを退団も現役続行を表明

2025年6月5日、神戸市内のチーム施設で行われた「NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 シーズン総括記者会見」にて、今季限りで退団が決まったWTB（ウィング）の山下楽平が取材に応じました。

幼少期からの憧れ、神戸スティーラーズ

京都府出身の山下は、7歳からラグビーを始め、幼少期から関西のチームで長くリーグを引っ張ってきた神戸製鋼（現・神戸スティーラーズ）に憧れを抱いていました。「その憧れを持ったまま入団させてもらって、実際に入っても素晴らしい先輩、後輩、スタッフ、素晴らしい人間が集まっていて、素晴らしい文化を持っていました。そんなスティーラーズの一員になれたことはこれから先も変わらない財産です」と、在籍した11年間を誇らしげに回想しました。

退団の決断と今後の展望

4日に退団が発表され、「今までやってきたことを思い出していたような1週間でした。できることはやれたと思います」と悔いなく、神戸での選手生活を終えた山下。今後も現役続行の姿勢で、将来的には「ここまで僕を成長させてくれたラグビー界には、なにか僕なりの形で恩返しできたら」と話しました。

退団を決めた経緯については、「スティーラーズにできることと、自分自身がしたいことを考えた結果、この決断に至りました」と説明。「したいこと」については「何か一つ、ということではないですけど…たくさんあります」と笑顔とともに、自身の胸の内にとどめました。

ラグビー界への恩返し

山下は、これまでのキャリアを振り返りながら、ラグビー界への恩返しを考えています。「ここまで僕を成長させてくれたラグビー界には、なにか僕なりの形で恩返しできたら」と、今後の活躍に期待を寄せています。

山下楽平の今後の活躍と、ラグビー界への貢献に注目が集まっています。